お菓子について

食べた物と本と音楽についての雑記帳です

アニメ『アイドルマスターsideM』

プロデューサー〜〜〜〜!!好き…。

という感じに石川P(というか315プロ)素晴らしさがとても伝わってきたアニメでした。

深夜テンションなのでぼろぼろの文章です。

 

 

DRAMATIC STARSについて

 ・まぁ桜庭薫さんのことです。彼の「決意」に惹かれる。諦められないもののために資金を稼ぐという決意、やるからにはトップアイドルになるという決意。

彼の決意は「引き受ける」覚悟なんだよね。ただきっかけがあって踏み出そう!というわけではなくて、目標を立てて成果を出すことを実現していく姿勢。

・最終話でPに「トップアイドルのプロデューサーにしてみせる」という『相手の未来に関わっていくんだ』という覚悟を含んだ言葉にも現れてて、「引き受けていく」姿勢は彼のもともとの性質なんだろうと思います。

・翼薫…

 

 

○jupiterについて

天ヶ瀬冬馬は可能性という言葉の具体化みたいだなぁと。自分自身の可能性を誰よりも信じてて、その姿に周りも自分の可能性を信じたくなる。

・自分たちの理想とすることを、自分たちの手で作っていく姿勢にぐっときた。エンタメや芸術ってそとそも「人」の手から生み出されるんだよな、っていう忘れがちなことを思い出す話でした。

 

 

○プロデューサーについて

うぅ…P…。『人』を扱う仕事をやる上で、希望とか努力とか過去とか目に見えないものを1番尊重するのがプロデューサーという仕事なのか、と教えてくれるPです。

そういったものを尊重することができれば、1人でするより何倍ものことができる。社長風に言えば「パッションが広がっていく」ということなんだろうなぁ。

 

〈0話〉あぁ信頼関係…。アーティストが持つ熱量と同じ熱量を持って、さらに本人たちもはっきり自覚しなかった目標を提示できるP、有能すぎるんじゃ。というよりだからこそJupiterと信頼関係が成り立ったんだよね。

 

〈2話〉同じビジョンを持つ人達が、違う視点をもって共同することが大切なんだよね。

 

〈8話〉ただトップアイドルになればいいわけじゃなくて、過程も楽しいと感じられるようにする。そうすれば人と人が繋がってもっと良いものが生まれるかもしれない。

アイドルをまず「人」としてどう過ごしてほしいか、と考えるPの姿勢が表れてる回です。

 

〈13話〉天道さんの「プロデューサーが言ってたからな!」という信頼は「煌めきを持った人に声をかけただけ」「彼らが頑張ったから」というプロデューサーの言葉だからなんだろうなぁと。自分たちが持っているものを信じてくれる人で、それに自分たちの努力も見てくれる人で、そんな彼が言うんだから間違いない、みたいな。

目に見えない「人としての素晴らしさ」を見つけられるというのは凄いことだと本当に思います。

 

 

○Reason!!とGLORIOUS RO@Dについて

いや〜〜やばい。素晴らしすぎる。reason for dream。

誰でも何かしら「理由あって」仕事をするんだと思うけど、それをめちゃくちゃプラスに真正面から捉えるところが眩しい…。

アニメsideMは「トップアイドルになる過程」じゃなくて「わけを抱えながら希望を持って再スタートすること」自体に価値を置いてる、ということを象徴するような2曲ですね。

Reason!!の『繋がってること 確かめ合うための言葉』というところがね〜〜〜。は〜〜…。315プロだからこそ彼らの「理由」が「未来」になるんだよね。

 

 

 

コンセプトといい映像美といい歌といい、すべてが完成度の高い作品でした。

ちなみにプライムビデオで揃ってて、0話と1話は無料です。

 

曲としてはstudy equal magic!絶賛リピート中。やばい。

 

 

○ネットインタビューなど

『アイマス SideM』坂上P×鳥羽P対談:アニメで描く物語とは | アニメイトタイムズ

TVアニメ『アイドルマスター SideM』楽曲作りの核心は“歌っているアイドル自身にも夢や希望を届けること”にあった─音楽担当・EFFYインタビュー | 【es】エンタメステーション

TVアニメ『アイドルマスター SideM』監督対談!映像に込められた“アイドルマスター愛”とは | アニメイトタイムズ

【インタビュー】石川界人、“最高のステージ”のために、プロデューサー役の自分ができること - ライブドアニュース

『アイドルマスター SideM』315プロダクション所属アイドルたちのインタビューを総まとめ! - 電撃App

 

 

あさのあつこ『透き通った風が吹いて』

大人になるとはどういうことか

 

あさのあつこ先生は『バッテリー』を繰り返し読んでます。新刊ということで、綺麗な表紙にも惹かれてひさびさに読むことに。

 

一冊を通じての主題は「大人になる」ということかなぁと思います。

まぁ、「大人になる」なんて抽象的すぎてよくわからない。本当に「大人」なんて概念あるの?なんて感じることはよくあります。実際何通りもの定義がある言葉だろうし。

 

この本でいう大人とは

自分のやるべきことが明確に見えていること、

自分の夢と他人の夢を区別できること、

戻らないことに対して気持ちを押し込めることができること、

配慮ができること、

納得すること、

とか。もっといろんなことが描かれてるけどこんなことかなと思います。

 

大人になるとはいろんなものを捨てて選ぶことだけど、それは前に進むことであるんだよね。

 

 

自由な意思とはどういうことか

 

私の好きな『バッテリー』は自分自身の意思を持つことについて、中学生の葛藤を通しながら書かれています。

彼らは何度も自分に苛立って他人に苛立ちながら中学生1年生の1年間を過ごす。

「あの子はああいう子だもんね」というなんとなく感じる周りからのレッテル、「うちは医者だからできたら継いでほしいな」っていう親からの期待、1年でレギュラーになっただけで「調子乗るなよ」と言われてしまう空気、そういった社会的な圧力から抜け出して「自分はこれがしたいんだ」と思える自由意志、その象徴が彼らの野球という選択として書かれています。

 

一方で『透き通った風が吹いて』では「社会のしがらみとどう向き合うか」が書かれてるんですよね。

家業を持つ家庭で育った高校三年生が主人公で。

「継いでほしい」という期待に苛立ちを感じながらも、そんな期待に答えられない自分は器が小さい。大人じゃない。そこにまた苛立つ。

 

しがらみに対してどう対応するのか、どう納得するのか。

それを乗り越えてこそ自由意志が持てるし大人になれるよね、ということを感じた一冊でした。

 

透き通った風が吹いて (文春文庫)

透き通った風が吹いて (文春文庫)

 

 

 

 

 

 

Plastic Tree『剥製』

トロイメライの次に聞いてるアルバム。

純粋に音楽を聴くことの気持ち良さ、わくわくさを味わえるアルバムだなって思います。どの曲もイントロからPlastic Treeの、『剥製』の世界に連れてってくれるような。

『インク』のように感情に寄り添うプラ曲とはまた違う魅力の1枚ですね。

 

・◯生物

 

・フラスコ

ナカヤマ曲で一番好きで一番聴いてる曲。開けていく歌詞とメロディーの組み合わせが際立ってる。

「小さな世界で曖昧に笑う」ことを良しとする、それってすごく大切で貴重で儚いもので、それが歌として1つの作品として成立してることに聞くたび圧倒されてしまう。

ナカヤマさんがこのような歌詞を書くのは意外でした。

 

・マイム

ライブで聴いて180°印象が変わった曲。だし、聞くほど面白さがわかるような曲。

 

ハシエンダ

これからプラを追ってきたい、と決めた曲です。

歌詞に「非現実を求める現実感」があって、それにライブの非日常感を思い出させる重々しい音がぴったり合わさってる。

 

・告白

すごくプラっぽくない…!

長い期間を捉えた歌詞が佐藤さんっぽいなと思います。

 

インソムニアブルース

『オレンジ』を連想させる長谷川曲。

長谷川さんは感傷を思わせる歌詞に明るく騒がしい音を合わせるのが面白いなぁ。『輪舞』とか。

 

・float

この曲ね〜〜佐藤さん詞で一番好き…。

どこかのインタビューで「曲の持つイメージから歌詞を書いた」と言われてたけど、人と人の組み合わせで良い作品が生まれる「バンド」って面白いなって改めて感じられる、音と感情が重なったプラらしい曲。

 

日常の穏やかな一瞬にむかしを思い出せたなら、忘れてしまうことを自覚できたなら、その時やっと「過去」になるんだろうか。

 

「変わらないものと〜」という、自由意志を持ちたいと足掻いているようなケンケンさんらしい歌詞だなぁと。『シンクロ』とも繋がるような。

 

『シオン』が有村さんの書く憧憬なら、佐藤さんの書く憧憬がこの曲なんだろうと思います。

 

・落花

「瞳孔」系の曲。

聞いてる側からすると「不意に正しいけど見過ごしてることを指摘されてしまう」みたいな意味でどきどきしてしまう歌詞だと思います。

インサイドアウト』にも『剥製』にもつながるテーマですね。

 

スラッシングパンプキン・デスマーチ

聞くたびに新しい感覚をくれる…このわくわく感さいこうに脳にいい…

ハロウィンになぞらえてお菓子が歌詞に出るけど、まさにポッピングシャワーみたいな弾けるお菓子を食べてるような楽しい曲だ〜〜。

 

・スロウ

歌詞も音もどっちも素晴らしく素敵な曲。

歌詞は認知地図のことかな。

記憶って『無意味なこだわり』になることもあるから、物事を進めていきたいときはどうしても「邪魔だなぁ」と思ってしまうこともある。

でも、うまくいってないときに救いになるのはそういう『役に立たない記憶』だったりするんだよね。ということをぼんやり思いました。

 

有村さんの、消えていくことを「しかたない」じゃなく「嫌だ」っていう感覚がいいなって思う。

 

・剥製

オルゴールを回しているような、ゆっくりきらきらした展開が好きです。

意味がわからないくらいとにかく好き。プラは本当に胸の底に響く音を作る。

 

・●静物

 

○各ネットインタビュー

・剥製

Plastic Tree | ROCKの総合情報サイトVif✔︎

【Plastic Tree】作るものは曲だけじゃない、曲だけだったら配信でいい | OKMusic✔︎

Plastic Tree、四者四様のスタイル持ち込みつつかつてないほど〈4人の音〉鳴らした3年ぶりのフル作『剥製』を語る | Mikiki✔︎

・マイム

Plastic Tree『マイム』インタビュー | ROCKの総合情報サイトVif✔︎

Plastic Tree “マイム” | Mikiki✔︎

 

・スロウ

【Plastic Tree】Plastic Treeできれいな絵を描きたかった | OKMusic✔︎

Plastic Tree | ROCKの総合情報サイトVif✔︎

 

・落花

Plastic Tree | ROCKの総合情報サイトVif✔︎

【Plastic Tree】花は落ちても、また花は咲く | OKMusic✔︎

 

 

○各雑誌インタビュー 

SHOXX 2016年2月号 - TOWER RECORDS ONLINE✔︎

Plastic Tree、音楽と人増刊『PHY』で明かすバンドの絆 | BARKS✔︎

・はーあーーやばい。ナカヤマさんのインタビューの重量に圧倒されてます。

メンバーそれぞれいろんな思いを持ちながらも20年間続けたからこそ、素晴らしい曲が何曲も生まれたことに感謝しかない…

・ケンケンさんが「3人が作詞の師匠」と言うのまじでまじでまじでやばくないですか?

 

○その他

 

24アワー・パーティ・ピープル [DVD]

24アワー・パーティ・ピープル [DVD]

 

 

The Best of New Order

The Best of New Order

 

 



 

 

『剥製』は「あぁ、頭に響いてる」って感じる音なんですよね。

文字を読んでも、体を動かしても、誰かと話をしても得られない、ただ「音楽を聴く」からこそ得られる感覚を感じさせてくれるアルバムでした。

 

映画『未来に花束を』

○インタビューなど

未来を花束にして 原題「サフラジェット」 ヘレン・パンクハースト氏 来日インタビュー|書評専門紙「週刊読書人ウェブ」

おもしろインタビュー:ヘレン・パンクハーストさん 自分の行動で世界を変えて - 毎日新聞

社会運動家 パンクハースト氏インタビュー - March4Womenリポート - 英国ニュース、求人、イベント、コラム、レストラン、イギリス生活情報誌 - 英国ニュースダイジェスト

「女性の権利向上、闘わないと」 映画『未来を花束にして』登場人物の子孫は訴える | ハフポスト

http://www.let.osaka-u.ac.jp/seiyousi/vol_14/sentences/2.horiuchi.pdf

サフラジェット - Wikipedia

https://www.jstage.jst.go.jp/article/woolfreview/25/0/25_KJ00005339371/_pdf

 

川上未映子『すべて真夜中の恋人たち』

 

 

 

○ネットインタビュー

楽天ブックス: 著者インタビュー - 川上未映子さん『すべて真夜中の恋人たち』

2011年11月号掲載 著者との60分 『すべて真夜中の恋人たち』の川上未映子さん

 

○書評

平凡な世界で「特別」を感じる|好書好日

Plastic Tree『インク』

「自分と向き合うこと」が強く出てるアルバム、という印象が強いです。

プラの後期アルバムの中でも繊細さ、音の美しさが際立つ曲が多い。

 

 

ロールシャッハ(左)

どれくらいの間自分の定義する自分でいられるんでしょうね。


・インク

不気味で不安で不安定な空気。インタビューでメンバーからは「プラらしいと思える曲」と言われてたけど、広がるような不安を感じさせる音はプラ楽曲の中でも独特だと思う。

 

「要らない心」でも「綺麗」なんだなぁ。

意図せずに広がってしまう感情を綺麗だと思うことも、意図せず無くしていってしまいそうな感情を捉えようとすることも、どちらもないがしろにしないところがいいなって思います。

ブルーバック」の「思考はインク」「僕の色」って歌詞を考えると、インクって『いろんな要素が溶け合ってる自分自身』の例えで、それをテーマにした曲なんだなぁって。

 

伴奏が「ドラム、ベース、ギター」なのがボーカリストの作詞らしい。

一番好きなフレーズは「不協和音〜」

 

・くちづけ

ドラムがすき。静けさを表してるようなAメロBメロとサビの盛り上がりが好き。

美しくて完成された曲。

あまりに自分の感覚と違いすぎるので一番好きなフレーズは選べないです。言葉としてはわかるけど言葉以上のことを感じられない。


・ピアノブラック

インクで一番好きで一番聴いてる。ほんと好き。詞が特に好き。「壊れてしまう世界」とはどんなものなんだろう。

きらきらした音なかで「綺麗」というこの曲とインクが不気味な音の中で「綺麗」というの、対照的だよなぁ。

 

リクエスト公演で聴きたかった(インクに投票してました)。ぜひホールで聴きたい曲。

一番好きなフレーズは「ふれないで〜」


・あバンギャル

何度聞いても自分にとって理解が追いつかない…ライブで聴いたら変わるのかな…もっと聴かなきゃ。

撫で切り/撫で斬り(なでぎり)の意味 - goo国語辞書

錯乱(さくらん)の意味 - goo国語辞書

乱り/妄り/猥り/濫り/漫り(みだり)の意味 - goo国語辞書

殺伐(さつばつ)の意味 - goo国語辞書

リダイレクトの警告

恥ずかしながら想像できない単語が多いので…


ライフ・イズ・ビューティフル

間奏のベースがねーー大好き。

「プラらしい」という言葉ほどこの曲に合う言葉はない気がするくらい個性が強い曲。「冬の海は遊泳禁止で」を思い出します。

すべてを差し出してもライフワズビューティフルと振り返られる時を得たい。なんで?どうしたらそんな瞬間を得られるの?

好きなフレーズは「そんな感情〜」「あいまい〜」


・君はカナリヤ

トロイメライを聴いた後だと「プラらしさ」の一部はこんな風なんだね、って思う。

挫折や迷い、それらがこれからに繋がっていくことをこれだけきれいに、ふわふわと柔らかく描く作品を他に知らない。

一番好きなフレーズは「別れも〜」


・静脈

個人的なことなんですけど、最近変わらなきゃって気持ちになる出来事があり「来る明日を望むから〜」という歌詞が胸にくる。

柔らかくて繊細なギターが好き。未練を感じさせる歌詞だけど、音は柔らかくて、たゆたうよう。

一番好きなフレーズは「いつか躯も〜」


・てふてふ

プラだーーって音。 

プラの楽曲の中でも特別好きだし聞いてるけど、言葉にしようとするとできない感覚に襲われる。

理解できないけど理解できないからこそ惹かれる詞です。

一番好きなフレーズは「くらりくらり〜」


・シオン

けっして現実にはなくて、頭の中だけにある、ひだまりみたいな記憶を描いてるのかなぁ。

優しい音や言葉でしか構成されてないなって…感じるからさ…(ポエム)

※インタビューを読むとなおさらそうだなって思います

シオン (植物) - Wikipedia

一番好きなフレーズは「我を忘れ叫べば〜」


218小節、長き不在。

この曲ねーー大好きなんですよーー

きらめきが降ってくるようでもあるし崩壊へ進んでいるようにも聞こえる。


ロールシャッハ(右)

感情は変わっていくのに自分の核となるものは変わっていかない、ということかな。

リプレイにしろ影絵にしろ有村詞のテーマの1つ?

「なくさないように」という歌詞の(左)で始まって「全部消えてしまった」という(右)で終わるの、はきそうなくらいせつない。

 

・各インタビュー

Plastic Tree “静脈” - TOWER RECORDS ONLINE

Plastic Tree | ROCKの総合情報サイトVif

スペシャル|インタビュー塾!|MUSIC|teena ティーナ

Plastic Tree “シオン” - TOWER RECORDS ONLINE

【Plastic Tree】“いつ見たんだろう、この景色”っていうくらいやたらはっきりした映像があった | OKMusic

Plastic Tree “くちづけ” - TOWER RECORDS ONLINE

Plastic Tree | ROCKの総合情報サイトVif

【Plastic Tree】今の時点で最高のものとして表現できた | OKMusic

Plastic Tree 『インク』 - TOWER RECORDS ONLINE

Plastic Tree | ROCKの総合情報サイトVif

【Plastic Tree】バンドっぽさはちゃんと出せたと思うし、音の質感や曲の細かい表情も表現できたと思う | OKMusic

ROCKIN'ON JAPAN 2013年1月号

SHOXX (ショックス) 1月号 (2012年11月21日発売) | Fujisan.co.jpの雑誌・定期購読

SHOXX 2013年 4月号 - TOWER RECORDS ONLINE

楽曲よりギターについてのインタビュー。わからないなりに見てておもしろい…!

Washburn N4 ナカヤマアキラ・スペシャルインタビュー / Washburn Guitars

 

 

 

・インタビューは新しい視点を与えてくれるけど、まっさらな状態で聞いた自分の感想も大切

・ドラムがいい。『インク』のドラムは全体に対してきれいに調和してて、曲の緩急が際立ってる。それでいて細やかな音を感じられるのが佐藤さんらしいドラムなのかなって思う。

普段は「この音が特別好き!」とは思わないんだけどなー。

私にとってのドラマーは佐藤ケンケンさんになった。

・アキラさんのギターって「ゴリゴリのギターソロ!」ってイメージだったけどよく聞くと違う。曲に馴染ませるような音なんだなぁと。

・プラの音って実体のない世界にどこまでも沈んでいけるもので、そんな作品がこの世に存在してるって事実にはきそうになる

・『インク』を聴いて感じた「いいな、心地いいな」って感覚をいつまでも覚えて、重要なものなんだって意味づけしていきたい

・日常の隙間に入り込むアルバムだなと思う。「聴き込もう」として向き合ってもわからなくて、意識しないふとした瞬間に、あぁそうか、って感じられる曲が多い気がする。

 

 

 

トロイメライのに蒼い鳥に「微かな音、耳をすます。心の底へ」って歌詞がある。『インク』ってそんな感じ。

気をつけないと無くしていってしまう感情とか、逆にどうしてもなくならない気持ちとかを特に捉えようとしているアルバムだなって勝手に思ってます。

 

インクやライフ・イズ・ビューティフルの「気持ちを表すことはあんまり意味ない」みたいな歌詞は意外でした。

感情を表したところで消えて行ってしまうものは消えてしまうし、感情だけを言葉にしたところで現状はなにも変わらないってことかなぁ。

※よく聞いたら散リユク僕ラとかありますね…

 

でも、それでも形に作品に残していくことって忘れることへの抵抗だと思うんですよね。というか”抵抗したことの証”かもしれない。

これが私が考えるPlastic Treeの魅力の一つです。いろんなことばで、音で、気持ちの深いところを残していく作品ってやっぱり惹かれてしまうものだと思う。

 

あーー私は歌も書けないし音も出せないけど、私もなにか残していく手段を見つけなきゃって気持ちが今やばい。

 

 

インク(通常盤)

インク(通常盤)

 

 

 

Markus Muhling『C.S.ルイス 「ライオンと魔女」の謎を解く―ナルニアガイド』


中学生の頃から1人でいるのが好きだ。

1人でしかいられない、というのが正しいのかもしれない。

でもその頃は‘大人になれば変わるんだろう’と漠然と思ってた。

 

二十代になった今、『1人でしか生きていけない』ってとても感じる。

私には人とともに生きていく能力がない。

別にそれでいい。能力がないなら回避するのが1番だし。

でも、『1人で生きていくんだ』と覚悟したつもりでも、ふとした時に周りの人に甘えまくっている現状に気づく。

 

人と付き合える覚悟がないのに、人に頼らないと生きていけない。

どうしたらいいのか全然わからない。 

いや、本当はわかる。

人も付き合うことが嫌でも、人と付き合う能力がなくても、1人でいるのが好きでも、人と付き合う覚悟を決めないといけないんでしょ。

 

私に1人で生きていく能力があればそんな覚悟は要らないんだろうけど、 そんなに有能になれそうにもないから。

 

 

「人は人との関わりの中でこそ『生きている』」という前提になるほど、と思いつつ苦しいなぁ、とぼんやり思った。

 

 

 

C.S.ルイス 「ライオンと魔女」の謎を解く―ナルニアガイド

C.S.ルイス 「ライオンと魔女」の謎を解く―ナルニアガイド